そんな悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか？

現代の生活ではデスクワークや運転、スマートフォンなど腕を前に出したまま同じ作業を継続することが多くなっています。この状態では常に腕や指の筋肉が働いているため筋肉が緩む暇がありません。

また、もっと身体の中心に近い肩周辺の筋肉は肩から指にかけての筋肉を機能的に働かせるために常に腕を持ち上げたり、前後左右へ移動させる役目を果たしています。そのため、日常的に肩周辺の筋肉が過負荷になり、強いこり感や場合によっては痛みを引き起こすこともあります。

特に、腕を前に出して作業することが多い方は、大胸筋などの筋緊張が高まり、猫背を誘発しやすくなります。姿勢の悪化が進み、頭痛などの痛みも引き起こします。

肩のこりを感じたら身体が無理をしすぎないうちに筋肉をほぐし、身体が痛みを感じる前に対処する必要があります。しかし、自分に合っていない強度の高いストレッチを行ってしまうと、筋肉を過剰に引き伸ばして筋肉の炎症を起こしたり、断裂を起こす危険性や関節の過度な負担で関節周囲を痛める危険性もあるため強度には留意しながら行いましょう。